【さんふらわあに安く乗る方法】割引制度をフル活用してお得な船旅を

さんふらわあは、関西と九州、関東と北海道を結ぶ大型フェリーであり、移動手段としてだけでなく、船旅そのものを楽しむ魅力を持っています。

本記事では、さんふらわあをお得に利用する方法について解説します。様々な常設の割引制度に加え、時期を限定したお得な利用方法を活用することで、移動費を抑えながら快適な船旅を楽しむコツをお伝えします。

更に各路線の案内や港の情報,船内の設備などについても記載します。上手に割引を活用して、賢くさんふらわあを利用しましょう。

本記事の内容

さんふらわあに安く乗る方法:様々な割引制度

さんふらわあとは

さんふらわあは、日本国内を結ぶ大型フェリーで、関西と九州、関東と北海道をつなぐ便利な交通手段として利用されています。フェリーと聞くと、単なる移動手段と思われがちですが、さんふらわあはそれ以上の価値を提供しています。

船内にはさまざまな設備が整っており、移動時間をリラックスして楽しむことができます。乗船中は、まるで海上のホテルにいるかのような快適な空間で過ごすことが可能。

フェリーの名前「さんふらわあ」は、太陽の花「ひまわり」を意味しており、船体もその明るいイメージにふさわしいデザインになっています。

日本国内のフェリー業界では歴史も古く、観光目的の利用だけでなく、物流面でも重要な役割を担っています。自家用車をそのまま船に乗せて移動できるため、観光客や長期の滞在者にとってはとても便利なもの。

また、さんふらわあの最大の魅力は、陸上の交通手段とは異なり、ゆっくりとした時間の流れの中で旅を楽しめること。乗船するだけで、旅行そのものが一つのアクティビティとなり、海風を感じながら広い海を眺めることで、非日常の体験が味わえます。

このように、移動手段としてだけでなく、旅行そのものを楽しむために利用されるフェリーなのです。

主な割引の種類

さんふらわあを利用する際には、さまざまな割引が用意されており、これらを活用することでよりお得に旅を楽しむことができます。

主な割引としてまず挙げられるものに、「復路割引」があります。往復でさんふらわあを利用する場合、往路基本運賃適用時のみ、旅客運賃、乗用車運賃5％、貨物車運賃10％割引となります。

有効期間は往路乗船時より14日間。電話予約のみの適用となります。(インターネット予約時は適用になりません)。

期間によって適用が不可になる時があるので確認要です。頻繁に旅行する人や、計画的に旅程を組む人にとっては、この復路割引を使うことで節約が可能。

帰りの便も同時に予約するだけでなく、運行スケジュールの調整も必要ですが、その分、料金の面でのメリットは大きいです。

インターネットで予約した場合にも割引きの適用があります。旅客運賃・乗用車運賃が5％割引となりますが、時期によって適用不可となる時があるので注意が必要です。

さらに、「学生割引」や「シニア割引」といった、特定の年齢層に向けた割引も用意されています。

学生割引は、学生証を提示することで適用され、通常よりも安価にフェリーを利用可能。学生旅行や卒業旅行の際には、この割引を使うことで移動費を大幅に抑えることができ、予算内でより充実した旅行を楽しむことができます。カジュアルルーム/コンフォート・ツーリストの使用で10％割引となります。

一方、プラチナ割引は60歳以上の方を対象にした割引で、シニア世代の利用者に対しても経済的な負担を軽減する制度となっています。満60歳以上の方は、ご本人様のみ旅客運賃の5％・乗用車運賃の5％割引。

乗船手続き時に、健康保険証・運転免許証等、生年月日を確認できる公的証明書が必要となります。

その他、障害者割引や団体割引など様々な割引の制度が用意されています。

船旅が好きで船に乗れたら満足という方には、弾丸割引というユニークな制度もあります。

最後に、「キャンペーン割引」も見逃せません。さんふらわあでは、定期的にさまざまなキャンペーンを実施しており、期間限定の割引や特典が提供されています。例えば、特定の路線や日程に限り、通常よりも大幅に割引された料金で乗船できるキャンペーンや、家族割引、グループ割引などが行われることもあります。

これらのキャンペーンは、公式サイトや旅行代理店のサイトで随時確認できるため、事前にチェックしてお得に旅行を楽しむための情報収集をしておくことが重要です。

このように、さんふらわあには多くの割引制度があり、目的や状況に応じて最適な割引を活用することで、移動費を大幅に節約することができます。旅行を計画する際は、各割引を組み合わせて利用することで、さらにお得な旅を実現しましょう。

主な割引制度

2024年のキャンペーン一覧

さんふらわあは、通常の割引に加えて多彩なキャンペーンを展開しており、これを上手に利用することで、よりお得にフェリーを楽しむことができます。

以下に、2024年に実施されている主要なキャンペーンを紹介します。旅行を計画する際に、これらのキャンペーンを活用することで移動コストを抑え、快適な船旅を実現できるでしょう。

フェリーさんふらわあでは、インターネット予約限定の割引キャンペーンを実施しています。「さんふらわあ秋割」では、2024年9月1日から11月30日までの出港便（大洗~苫小牧間）に対して旅客運賃が15％割引、乗用車運賃が10％割引となります。

また、一人旅向けのシングルキャンペーンもあり、通常2人用の個室を貸切料なしで利用できるプランも提供されています。14,000円の料金が割引になるちょっと贅沢なプランです。2024年12月いっぱいまで。

「マイカーでお得なガソリン値引き!!マイカー・バイクキャンペーン2024」は2025年3月31日まで継続中。乗用車や二輪車で乗船の方は、提携のガソリンスタンドで給油の割引が受けられます。

上記は大洗と苫小牧路線の乗客向けの施策ですが、関西九州路線のユーザーにも様々なキャンペーンが展開されています。

大阪～志布志路線は2024年で就航50周年。それを記念して10月1日の出発便は運賃がなんと50%引きになるというキャンペーンを行っています。

半券でお得キャンペーンは、さんふらわあ乗船後5日以内なら、様々な飲食店や観光施設で割引のサービスを受けられるというもの。利用しない手はありません。

これらのキャンペーンは、2024年中にさまざまな形で実施されており、利用者にとって大きなメリットがあります。

旅行を計画する際には、公式サイトや旅行代理店等を通じて最新のキャンペーン情報をチェックし、最適なタイミングで予約することが、賢い旅行へのポイントとなります。

弾丸クルーズとは？

弾丸クルーズとは、短時間で目的地に行き、滞在せずに再び出発地に戻るという、非常に効率的な旅行形態のこと。フェリー会社であるさんふらわあが提供しているこのクルーズは、特に関西から九州を結ぶ路線で人気があります。

一般的に観光旅行では宿泊を伴うことが多いですが、弾丸クルーズはその名の通り、「宿泊なしの旅行」を特徴としています。

弾丸クルーズの魅力の一つは、船内で過ごす時間そのものを楽しむことができる点です。通常の旅行とは異なり、船での移動中にリラックスした時間を過ごし、景色を楽しむことが主な目的。

さんふらわあのフェリーは、快適な船内設備が整っており、レストランや展望デッキ、温泉施設など、旅行者が船上でリラックスできる環境が整っています。そのため、短期間の旅行でも非日常を十分に味わえるのがこのクルーズの特徴です。

弾丸クルーズのスケジュールは、通常夜に出発し、翌朝に目的地に到着。その日の夕方には再び出発地に向けて出航するというパターンが一般的。

このため、観光地に長時間滞在する時間はありませんが、その代わりに船旅自体を楽しむことができます。また、長期休暇を取ることが難しい方でも、週末を利用して気軽に旅行に出かけられる点も大きな魅力です。

さらに、弾丸クルーズは料金面でもメリットがあります。通常の宿泊旅行に比べてコストを抑えることができるため、短期間で旅行気分を味わいたい方や、移動中にリフレッシュしたい方にとって非常に魅力的な選択肢です。

特に、仕事の合間やちょっとした休暇を有効活用したいという方には最適なプランとなっています。

このように、弾丸クルーズは「旅そのものを楽しむ」という新しいスタイルの旅行として、多くの人々に注目されています。

忙しい日常から一時的に離れ、海の上でリフレッシュできるこの旅行スタイルは、短期間でも十分にリフレッシュできるため、忙しい現代人にぴったりの選択肢です。

株主優待券を使った裏技

さんふらわあのフェリーをさらにお得に利用する方法の一つに「株主優待券」があります。この優待券は、フェリーを運航している会社の株主に配布される特典ですが、実は株主でなくても利用できる裏技があります。

それは、株主優待券をオークションサイトやチケット売買サイトで購入するという方法です。

優待券自体は株主に配布されるものの、株主が直接利用する機会がない場合には、インターネットを通じて譲渡されることが多く、これを活用することで通常料金よりも大幅に割引された価格でさんふらわあを利用することができます。

株主優待券を使うと、通常の運賃が大幅な割引になることが一般的。例えば、往復で利用する場合においても、往復分の運賃が割引対象となり、長距離移動でも大きなコスト削減が可能です。株主優待券の有効期限は決まっているため、使用する前にしっかりと確認する必要がありますが、期限内であれば何度でも利用できるのが魅力です。

この株主優待券は、フェリーの予約時に運賃割引として利用されますが、通常のキャンペーン割引や早割などとは併用できない点には注意が必要です。

つまり、株主優待券を使う場合は、他の割引が適用されないことがあるため、自分にとって最もお得な割引を事前に比較し、どの方法が良いか検討することが大切。

また、優待券を購入する際の価格ですが、オークションサイトなどでは比較的安価に手に入れることができ、数百円から数千円程度で取引されていることが多いです。

このため、通常の料金でさんふらわあを利用するよりも、優待券を購入して利用する方が全体のコストを抑えられる場合がほとんど。

ただし、購入時には信頼できるサイトを利用し、券の有効期限や利用条件をしっかり確認することが重要です。

このように、株主優待券を活用することで、通常では考えられないほどお得にさんふらわあを利用することが可能。

上手に活用すれば、費用を大幅に削減できるため、旅行を計画する際にはぜひ検討してみる価値があります。

さんふらわあに安く乗る方法:路線ガイド

就航路線と運航スケジュール

さんふらわあの就航路線は、関西地方と九州地方を結ぶ路線が3つと、関東の大洗と北海道の苫小牧路線が一つ。長距離フェリーとしての役割を果たしています。関西・九州では「大阪―志布志（鹿児島）」と「大阪―別府（大分）」、それと「神戸―大分」の3つがあります。

どの路線も、関西と九州、関西と北海道間を快適に移動できるため、多くの観光客やビジネスマンに利用されています。特に、関西方面から九州へのアクセスが良く、陸路や飛行機に比べて比較的低価格での移動が可能です。

運航スケジュールに関しては、各路線で異なりますが、昼間の便と夜間の便の2種類が提供されています。昼便では、日中の景色を楽しみながら移動でき、夜便では寝ている間に目的地に到着するという便利なスタイルになっています。

また、定期的に運航されているため、予定に合わせて柔軟に予約ができるのも利点の一つ。特に混雑が予想される時期には、早めの予約が推奨されます。

さらに、季節ごとに異なるキャンペーンや特別なスケジュールが組まれることもあります。例えば、夏季の繁忙期には特別便が増設され、利用者の需要に応える形で運航が強化されることがあります。

このため、出発前には公式サイトや各種旅行代理店の情報を確認し、自分に最適なスケジュールを見つけることが大切です。

さんふらわあのフェリーは、現代的な設備とサービスを備えており、移動中の時間も無駄にしない工夫がされています。

フェリーに乗ることで、移動時間を有効に使いながら目的地に着くことができるため、快適な旅の選択肢として多くの人々に利用されています。

大阪発　別府行き（下り）

日曜日～木曜日：大阪 19:05発 >> 別府 翌朝 06:55着

金曜日・土曜日：大阪 19:55発 >> 別府 翌朝 07:45着

別府発　大阪行き（上り）

日曜日～木曜日：別府 18:45発 >> 大阪 翌朝 06:35着

金曜日・土曜日：別府 19:35発 >> 大阪 翌朝 07:35着

神戸発　大分行き（下り）

日曜日～木曜日：神戸 19:00発 >> 大分 翌朝 06:20着

金曜日・土曜日：神戸 19:50発 >> 大分 翌朝 07:20着

大分発　神戸行き（上り）

日曜日～木曜日：大分 19:15発 >> 神戸 翌朝 06:35着

金曜日・土曜日：大分 19:30発 >> 神戸 翌朝 07:55着

大阪発　志布志（鹿児島）行き（下り）

月曜日～木曜日：大阪 17:55発 >> 志布志 翌朝 08:55着

金曜日　　　　：大阪 17:55発 >> 志布志 翌朝 08:55着

土曜日　　　　：大阪 17:55発 >> 志布志 翌朝 08:55着

日曜日　　　　：大阪 17:00発 >> 志布志 翌朝 08:55着

志布志（鹿児島）発　大阪行き（上り）

月曜日～木曜日：志布志17:55発 >> 大阪　翌朝 07:40着

金曜日　　　　：志布志17:55発 >> 大阪 翌朝 07:50着

土曜日　　　　：志布志18:30発 >> 大阪 翌朝 08:50着

日曜日　　　　：志布志17:00発 >> 大阪 翌朝 07:40着

関西と九州の出発港の案内

さんふらわあを利用する際の出発港ですが、関西地区では「大阪南港フェリーターミナル」と「神戸港」があります。

大阪南港は関西地方における海上交通の要所で、フェリーだけでなく、商業施設や観光スポットにもアクセスが良いため、旅行前後に観光を楽しむこともできます。

電車やバスなどの公共交通機関でもアクセス可能で、車でのアクセスも簡単なため、非常に利便性の高い港。駐車場も完備されており、自家用車を持ち込む場合でも安心して利用できます。