春の訪れとともに多くの人々が楽しみにしているのが、根津神社で開催される「つつじ祭り」。100種類ものつつじの花々が咲き乱れる様はまさに圧巻。
本記事では、つつじの最も美しい時期を逃さずに楽しむためのポイントをはじめ、花の種類や見どころ、混雑を避けるコツ、アクセス情報など、初めて訪れる方にもわかりやすくまとめています。
また会場となる根津神社の御祭神やご利益、施設情報なども併せて掲載しますので、ぜひ最後までご覧ください。訪問前にぜひチェックして、春の一日を根津神社で特別な思い出にしてみてください。
本記事の内容
- 根津神社つつじ祭りの開催期間や見どころ
- つつじの種類とその特徴
- 混雑を避けるための方法
- アクセスや周辺観光情報
2025年根津神社つつじ祭りの見頃と概要

根津神社つつじ祭りとは

根津神社つつじ祭り(文京つつじ祭り)とは、東京都文京区に位置する根津神社で毎年春に開催される、華やかな花の祭典のこと。開催時期は毎年4月1日から30日までのまるまる1か月間。
期間中、神社の境内にある「つつじ苑」が一般に開放されます。つつじ苑には約100種類・3000株にもおよぶ多彩なつつじが植えられており、見頃を迎えるとその美しさは圧巻。
つつじ苑に入苑する際に寄進料として500円を支払います。境内への入場は無料。
この祭りの魅力は、色鮮やかなつつじを間近に鑑賞できる点にあります。特に注目すべきは、つつじ苑の中に普段は立ち入ることができない特別なエリアが設けられており、そこを歩きながら間近で花々を堪能できること。
まるで花の回廊を散歩しているかのような感覚が味わえ、訪れた人々に深い感動を与えます。
祭りの期間中には境内に屋台が並び、地元の商店や地域の特産品を扱う出店も登場。飲食やお土産選びを楽しみながら、春の心地よい陽気とともに祭りのにぎやかな雰囲気を体感できます。家族連れや観光客にとっても一日中楽しめるイベント。
初めて訪れる方にも優しい配慮がなされており、会場内には案内板や地図が設置され、わかりやすく導いてくれます。さらに、休憩スペースやベンチも点在しているため、散策の合間にひと息つくことも可能。
土日祝日は特に混雑する傾向にあり、スムーズに観賞したい場合は、比較的人出の少ない平日の午前中の訪問がおすすめです。
つつじ祭りの歴史

根津神社つつじ祭りの歴史は、昭和30年代にまでさかのぼります。当時から根津神社の境内には多種多様なつつじが植えられており、春になるとその美しい花々を目当てに近隣の住民が集まって自然と花見を楽しむようになったことが始まりとされています。
この地域に根ざした自然発生的な花の観賞文化がやがて注目され、地域の活性化と伝統文化の継承を目的として、正式に「文京つつじまつり」として開催されるようになりました。
開始当初は非常に小規模な催しでしたが、年を重ねるごとに来場者が増え、出店やイベント内容も充実、現在では都内有数の春の風物詩として全国的にも広く知られる存在となっています。
この祭りはただの観光イベントではなく、地域の人々の協力によって成り立っている点も特筆すべき点。地元住民や商店街、ボランティアなどの尽力により、毎年安全で楽しい運営が維持されています。
根津神社つつじ祭りは単なる花の祭りではなく、地域の文化と伝統、そして人と人とのつながりが感じられる貴重な行事と言えるでしょう。歴史的な背景を知った上で訪れると、より一層この祭りの奥深さを実感できるはずです。
つつじ祭りで見られる花の種類

ここでは、根津神社つつじ祭りで楽しめる代表的なつつじの種類についてご紹介します。つつじと一口に言っても種類が非常に豊富で、それぞれに個性や色合い、開花時期などの違いがあります。
根津神社のつつじ苑では、こうしたバリエーション豊かなつつじが一斉に咲き誇るため、訪れる人々に多様な美しさを届けてくれます。
もっとも多く目にするのが「クルメツツジ」。この品種は小ぶりな花が密集して咲くのが特徴で、赤やピンク、白など色とりどりに咲き誇り、遠くからでも華やかに見えます。見た目のかわいらしさから、子どもや高齢者にもとても人気。

また、「ヒラドツツジ」もつつじ苑を彩る主要な品種。こちらは一輪一輪が大きく、花弁も厚みがあるため存在感があります。白や紫、桃色などの色彩が多く、晴天時には特に映えるので、写真撮影にぴったりの被写体になります。

その他にも、紫色の花を咲かせる「ミヤマキリシマ」や、濃い朱色が特徴の「オオムラサキツツジ」、早咲きで知られる「ヤマツツジ」などが順に開花していきます。
そのため、訪問するタイミングによって見られる品種が異なり、何度訪れても飽きることがありません。

一方で、豆粒大のフジツツジや風車のようなハナグルマ、黒いカラフネなど、珍しい品種のツツジも見ることができます。愛好家の間ではその品種の見分けや写真収集を楽しむ人もいます。
名前や特徴を記した案内板も設置されているため、植物に詳しくない人でも安心して楽しめます。
このように、多様な品種のつつじが一度に見られるのは、根津神社つつじ祭りならではの大きな魅力。それぞれの花の形や色、香りの違いに注目しながら鑑賞すると、より一層この祭りを堪能できるでしょう。
混雑を避けるポイント

根津神社つつじ祭りは、毎年多くの人が訪れる人気イベント。そのため、混雑を避けるためには、いくつかの工夫や事前準備が必要です。
特に週末や祝日、ゴールデンウィークなどの大型連休中は大変な混雑が予想されるため、快適に過ごすためには訪問時期や時間帯に細かく注意を払う必要があります。
最も基本的な対策は、平日の午前中に訪れること。開門直後の時間帯は比較的空いており、周囲に人が少ないため、ゆったりと写真を撮ったり、説明を読んだりしながらつつじを鑑賞することができます。
また、観光客の多くは昼前後に訪れる傾向があるため、その前に見学を済ませておくと混雑を避けやすいです。つつじ苑の開催時間は9時30分から17時30分。
雨が予報されている日も狙い目。もちろん天候の悪化には注意が必要ですが、軽い小雨程度であれば人出が減るため、つつじを静かに楽しむことができます。雨に濡れたつつじはしっとりとした美しさがあり、趣のある景観を堪能できます。
会場内では混雑時、立ち止まっての写真撮影が難しい場面もあります。そのため、事前に公式サイトなどで会場マップを確認し、自分なりの見学ルートをイメージしておくと安心。
あらかじめ撮りたいスポットを決めておけば、スムーズに移動できるでしょう。
このように、いくつかのポイントを意識することで、混雑をできるだけ避け、より快適に根津神社つつじ祭りを楽しむことができます。祭りの美しさをじっくり堪能するためにも、計画的な訪問を心がけたいものです。
つつじの撮影スポット

根津神社つつじ祭りでおすすめの撮影スポットをご紹介します。撮影のポイントを押さえておくことで、より印象的な写真を撮ることができ、思い出に残る一枚になります。
最初に訪れてほしいのが、つつじ苑内の高台からの景色。この場所は、つつじ全体を見下ろすことができるため、まるでカラフルな絨毯を敷き詰めたような絶景を収めることができます。
特に早朝や夕方の柔らかな光の時間帯に撮影すると、花の色彩がより鮮やかに映えます。
次に注目したいのは、石段や鳥居越しに咲くつつじ。歴史ある神社の建造物とつつじを一緒に写すことで、和の雰囲気が際立つ写真になります。特に赤い鳥居の前で咲くピンクや白のつつじはコントラストが美しく、SNS映えも狙えます。
境内にある池のほとりも人気の撮影スポットです。水面に映るつつじの姿は幻想的で、風のない日に訪れると鏡のように美しい反射を撮影できます。人が少ないタイミングを狙えば、静かで落ち着いた一枚が撮れるでしょう。
その他、石灯籠や狛犬など、神社ならではの装飾物と一緒に撮るのもおすすめ。被写体に奥行きを持たせたり、フレームのように構図を工夫したりすることで、プロっぽい写真に仕上がります。
このように、根津神社にはつつじの美しさを引き立てる撮影スポットが多くあります。訪れる時間帯や構図を少し工夫するだけで、誰でも素敵な写真を残すことができるでしょう。
2025年つつじ祭りの見頃と根津神社の案内

根津神社の御祭神とご利益

根津神社には、古くから多くの人々に信仰されてきた御祭神が祀られており、それぞれに異なるご利益があります。訪れる前に神様のことを知っておくと、参拝の意味がより深まり、より丁寧な気持ちで手を合わせることができるでしょう。
主祭神は「須佐之男命(スサノオノミコト)」で、厄除けや災難除けの神様として知られています。神話の中でも荒ぶる神として登場しますが、同時に困難を打ち破る力強さを持ち合わせており、人生の転機や新しい挑戦を控えている人にとっては心強い存在です。
配祀神(はいししん主祭神に並べて祀られる神)として「大山咋命(オオヤマクイノミコト)」「誉田別命(ホムダワケノミコト)」も祀られています。
大山咋命は山の神・農耕の神として知られており、五穀豊穣や家庭円満のご利益があるとされています。一方で、誉田別命は武運長久・学業成就のご利益があるとされ、学生や受験生、仕事で成果を上げたい人々にも親しまれています。
根津神社は「恋愛成就のパワースポット」としても有名。実際にカップルや夫婦で訪れる人も多く、縁結びを祈願する参拝者の姿が多く見られます。
特につつじ祭りの期間中は華やかな境内の雰囲気が恋愛運を高めてくれそうな印象を与えてくれます。
根津神社の御祭神は多岐にわたるご利益をもたらしてくれる存在。願い事の内容に応じて感謝の気持ちを込めて参拝すれば、心も清らかに整い、日常の中に前向きな気持ちが生まれることでしょう。
主な施設

根津神社には、訪れる際にぜひ立ち寄っておきたい主な施設がいくつかあります。それぞれの施設には歴史的な意味や文化的価値があり、神社全体の魅力を深めてくれる存在です。
注目すべきは、国の重要文化財にも指定されている「本殿・拝殿・幣殿」。これらは1706年に建立されたもので、当時の建築様式を今に伝える貴重な存在です。
特に本殿は、木造建築の美しさと緻密な彫刻が特徴で、境内に足を踏み入れた瞬間からその存在感に圧倒されるでしょう。
次に「唐門(からもん)」と呼ばれる門も見逃せません。こちらも同時期に建てられたもので、屋根のカーブや彫刻の装飾がとても美しく、写真スポットとしても人気。
唐門の先には神楽殿があり、祭事や伝統芸能が行われることもあります。
境内にはほかにも、縁結びにご利益があるとされる「乙女稲荷神社」や、「千本鳥居」として知られる朱色の鳥居群など、見どころがたくさん。
これらの鳥居は一つひとつ願いを込めて奉納されたもので、くぐるたびに心が洗われるような感覚になります。
休憩所や売店も整っており、つつじ祭りの時期には限定のお守りや御朱印も頒布されます。お土産選びにも最適です。
このように、根津神社の施設はどれも個性があり、それぞれに込められた意味を知ることで参拝の時間がより豊かになります。訪れる際は、ぜひ一つ一つの施設に目を向けてみてください。
根津神社での参拝の仕方

神社参拝には基本的な作法があり、それを守ることで心を整え、より良いご利益を授かることができるとされています。根津神社を訪れる際も、正しい参拝の仕方を知っておくと安心です。
まず、神社の鳥居をくぐる前に一礼をします。これは神域に入ることへの敬意を表す動作。くぐる際は、中央を避けて端を歩くようにします。中央は神様の通り道とされているため、遠慮するのが礼儀です。
次に、参道を進んで手水舎(ちょうずや)で手と口を清めます。ここでは、まず右手で柄杓(ひしゃく)を持って左手を洗い、次に持ち替えて右手を洗います。
その後、再度持ち替えて左手に水を受けて口をすすぎ、最後に柄杓の柄を洗って元の位置に戻します。
拝殿に着いたら、賽銭箱にお賽銭を入れてから、二礼二拍手一礼の作法で参拝。まず深く2回お辞儀をし、次に手を2回打ち、最後にもう一度深くお辞儀をするという流れです。
お願い事は具体的に、かつ感謝の気持ちを忘れずに伝えると良いとされています。
なお、写真撮影は禁止されている場所もあるため、案内表示などを確認しながら静かに参拝を行うことが大切です。また、つつじ祭り期間中は人出が多いため、ゆっくりと参拝したい場合は早朝の訪問がおすすめ。
このように、基本的なマナーを守ることで、根津神社での参拝がより意義深いものになります。初めての方でも安心して訪れられるよう、事前に手順を確認しておきましょう。
根津神社への行きかた

根津神社へ行くには、公共交通機関を利用するのがもっとも便利。都心からのアクセスも良好で、複数の駅から徒歩圏内に位置しています。
東京メトロ千代田線の「根津駅」からは徒歩約5分と非常に近く、初めての方でも迷いにくいルートです。
この他にも、東京メトロ南北線の「東大前駅」や、千代田線の「千駄木駅」からも徒歩10分程度で到着します。それぞれの駅からは、案内標識や商店街を目印に進むとスムーズにたどり着けるでしょう。
バスを利用する場合は「根津神社入口」バス停が最寄りで、文京区内を走る都バスが停車します。地元の景色を楽しみながら移動したい方には、バスの利用もおすすめ。
車でのアクセスも可能ですが、周辺の道路は道幅が狭く、一方通行が多いため運転には注意が必要です。また、神社には専用駐車場がないため、近隣のコインパーキングを利用することになります。
休日や祭り期間中は駐車場が混雑することがあるため、公共交通機関の利用が望ましいでしょう。
根津神社へはさまざまな方法でアクセスできますが、最も快適かつ確実なのは電車を使うルート。事前に駅からのルートを地図アプリなどで確認しておくと、より安心して訪問できます。
根津神社周辺の観光案内

根津神社を訪れた際には、周辺の観光スポットもあわせて楽しむのがおすすめ。神社が位置する文京区根津エリアは、歴史ある町並みや風情ある路地が残る地域で、散策するだけでも心が癒される場所です。
足を運びたいのが「谷中銀座商店街」。根津神社から徒歩15分ほどの場所にあり、昔ながらの商店や個性的なカフェ、惣菜店などが軒を連ねます。昭和の雰囲気が漂う通りを歩けば、観光客だけでなく地元の人々の暮らしにも触れることができます。
「東京大学本郷キャンパス」も徒歩圏内。赤門や三四郎池など、歴史と自然が融合した見どころが多く、学問の聖地ならではの落ち着いた空気を感じられる場所。
構内は自由に見学できるエリアも多いため、時間があれば立ち寄ってみると良いでしょう。
さらに、根津神社から少し足を延ばせば、上野恩賜公園や東京国立博物館、上野動物園などのメジャー観光地にもアクセスできます。文化施設や自然に触れられる場所が多く、一日中楽しむことができるのもこのエリアの魅力。
根津神社を中心にして、その周囲にはさまざまな見どころがあります。時間に余裕を持って計画を立てれば、神社だけでなく、東京の下町文化や学術・芸術に触れる貴重な一日を過ごせることでしょう。
まとめ:根津神社つつじ祭りの見頃
- 毎年4月1日から30日までの1か月間開催である
- 約100種類・3000株のつつじが咲き誇る
- 特別公開される「つつじ苑」では花を間近で鑑賞可能である
- 入苑には500円の寄進料が必要(境内入場は無料)
- 高台から見下ろすつつじの風景は絶景だ
- 平日の午前中がもっとも空いていておすすめ
- 雨の日は来場者が少なく静かな雰囲気を楽しめる
- クルメツツジやヒラドツツジなど代表的な品種が咲く
- 時期により異なる品種が順に見頃を迎える
- 根津駅から徒歩5分とアクセスが非常に便利
- つつじ祭り期間中は屋台や地元の特産品販売もあり
- 撮影スポットには高台、池のほとり、鳥居周辺などがある
- 神社では厄除けや恋愛成就などのご利益が得られる
- 参拝の基本作法「二礼二拍手一礼」を守ることが大切
- 周辺には谷中銀座や東京大学など観光スポットも充実している




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