四国と九州間の行き来を希望するかたにとって、フェリーの情報は大いに気になるところです。その中で、三崎—佐賀関間のフェリーは、愛媛県と大分県を結ぶ重要な交通手段です。
この記事では、「予約方法に関する諸注意」「料金はどれくらいなのか」「何時に出航なのか」といった基本情報をはじめ、利用に際しての注意点や、運行会社が提供するお得な利用法についても詳しく解説。
さらに、三崎港や佐賀関港それぞれのアクセス方法や周辺の観光案内も併せて紹介しており、観光やビジネスでフェリーを利用する方が快適に旅を楽しむための情報を網羅しています。
本記事の内容を参考に快適な船の旅を楽しんでください。
本記事の内容
- 三崎—佐賀関間のフェリーの予約方法と必要性
- 料金や割引情報、オプションの追加料金
- 出航時刻と臨時便などのスケジュール
- 港へのアクセス方法と周辺の観光スポット
三崎 佐賀関間のフェリーの予約、料金、時刻表に関する基本情報
三崎 佐賀関間のフェリーに予約は必要ですか
三崎から佐賀関(さがのせき)間のフェリー利用には、基本的には「予約が推奨」されています。特に車両や二輪車(バイクや自転車)を利用する場合や、繁忙期のゴールデンウィーク、夏の観光シーズン、年末年始などには、予約がないと希望の便に乗れない場合も。
これらのシーズンには便の混雑が予想され、乗船できる台数に制限があるため、特に事前の予約が必要とされています。
一方、徒歩で乗船する方は、予約なしでの利用も可能ですが、こちらも繁忙期には予約がおすすめ。予約がない場合は、空きがあれば乗船できるものの、予約が優先されるため、早めに到着しても満席のために乗れないリスクがあります。
また、自転車やバイクなど、便あたりで積載できる台数に制限がある乗り物もあるため、予約が「必須」。インターネットを通じての予約のみとなっており、電話では受け付けていない点に注意が必要です。
予約には利便性の面でもメリットが多く、事前にフェリーの出発時間や乗船準備を整えることで、当日スムーズにチェックインできます。また、フェリーを予約していれば、予約がない場合のように、当日に混雑や便の空き状況を気にする必要がないため、安心して移動の計画が立てられます。
特に、家族連れや荷物が多い場合には、事前予約によって出航までの待ち時間や不確定要素が減り、より快適に旅行ができるでしょう。
いずれにしても、三崎—佐賀関間のフェリーを利用する際は、予約の有無によって乗船の可否が左右されるため、初めて利用する方や繁忙期に旅行の計画がある方は、事前の予約がおすすめ。
予約のキャンセルや変更もできるため、予定が変わりやすい場合でも安心して計画を立てることができます。
予約の方法と注意点
三崎—佐賀関間のフェリーの予約方法は、インターネット予約と電話予約の2種類がありますが、それぞれの方法で受付期間や注意事項が異なるため、事前に確認しておくことが重要です。
インターネット予約は、乗船日の59日前から前日の23時まで受け付けており、早い段階で予約が可能な点がメリット。
電話予約は、乗船月の前月の同日から前日の18時までが受付期間となっており、インターネット予約より若干早くなります。
二輪車や自転車に関しては、インターネット予約のみで受け付けており、電話予約では対応していない点に注意が必要です。
予約時には、乗船日、便の時間、代表者の名前や連絡先、さらに車両で乗船する場合には、車検証に記載されている車両の長さや車種の情報が必要となります。
レンタカーなどで車両番号がわからない場合でも、仮登録の方法が用意されています。予約時に車両の詳細がわからない場合には、指定された仮の車種・車両番号で予約を完了させ、当日実際の車両情報を確認して手続きすることが可能。
インターネット予約を行う際には、注意点として、予約完了後に表示される「予約確定証」を印刷しておくか、スマートフォンに表示できるようにしておく必要があります。
これが乗船当日のチェックイン時に必要となり、端末のらくらくチェックイン機でスムーズに手続きを進めるためにも重要です。また、インターネット割引が適用されるため、事前決済を選択すると、通常料金よりお得に予約が可能です。
しかし、インターネット予約で割引が適用された場合、電話での変更やキャンセルには追加の注意が必要であり、割引が無効になる場合もあるため、手続きを行う際にはこの点を留意することが大切です。
予約はキャンセルや変更も可能ですが、デビットカードやプリペイド式クレジットカードを利用した場合には、二重引き落としが発生する場合もあるため、その際には返金手続きが完了するまで一定の期間がかかる点に注意が必要。
また、繁忙期や予約が満席になることが予想される時期には、できるだけ早く予約を完了し、余裕を持って旅行計画を立てることで、スムーズな乗船が可能になります。
三崎 佐賀関間のフェリーの料金
三崎—佐賀関間のフェリー料金は、旅客料金や車両の種類、追加オプションによって異なります。まず、旅客のみで利用する場合、大人は1,200円、小人は600円の料金です。これに加え、快適な旅を楽しめる展望席を利用する場合には、別途大人500円、小人250円がかかります。
展望席はオーシャンビューが広がり、旅の思い出をより豊かにするためのおすすめの席。さらに、プライベートな空間で過ごせる個室もあり、1室3,000円で6名まで利用可能となっています。この個室は、家族や友人同士でのんびりとくつろぎながら移動したい方に人気です。
一方、車両をフェリーに乗せる場合は、車の大きさに応じた料金体系が設定されています。例えば、普通自動車の3メートル未満の車両は5,700円、4メートル未満は7,900円、5メートル未満は9,800円、6メートル未満では11,700円となります。
また、大型車であるトラックやバスの運賃はさらに高く、7メートル未満の車両で13,600円、12メートル未満の車両は23,100円までの範囲で設定されています。車のサイズが1メートル増すごとに2,000円追加されるため、事前に車検証で長さを確認することが重要。
また、バイクや自転車を利用する場合の料金も明確に決まっています。自転車や軽車両は700円、原動機付自転車は1,500円、自動二輪車は750cc未満が2,200円、750cc以上は2,900円。
二輪車の料金には別途旅客運賃がかかり、1便ごとに最大積載台数が5台と限られているため、早めの予約が推奨されます。
フェリーの利用においてはインターネット割引や事前決済割引、往復割引などの各種割引があり、インターネット予約では通常料金から3%割引されます。
事前決済を選択すると6%、さらに往復購入で往復ともに10%の割引が適用されるため、お得に利用したい方は公式サイトの予約システムを活用するのが良いでしょう。
また、団体割引もあり、15名以上の構成員がいる場合、または学生団体であれば一般席が割引適用。障害者割引も設けられており、各種手帳の提示で旅客料金が50%割引されるので、該当する方は事前に確認しておくと便利です。
これらの料金や割引制度を事前に理解しておくことで、よりお得にフェリーを利用することができます。
時刻表
三崎—佐賀関間のフェリーは、季節や時期により臨時便が運行されることもありますが、通常は頻繁に出発便が設定されています。基本的な運行スケジュールは、佐賀関発が毎時00分、三崎発が毎時30分となっており、毎日計16便が運行されます。
通常、正午の便は運休となるため、佐賀関発12:00と三崎発13:30は運行していません(注、2024年12月28日から2025年1月5日の間は臨時便として運行)。
このように、主要な時間帯にはほぼ1時間おきに出発しているため、計画に合わせた時間の便を選びやすい点が魅力。
例えば、佐賀関発は07:00から23:00まで、三崎発も同様に07:30から23:30までの間に運行しています。このスケジュールにより、朝早い時間から夜遅くまで利用可能であり、日帰り旅行や仕事などで柔軟に利用できます。
特に繁忙期には、ゴールデンウィークやお盆、年末年始などに臨時便が追加される場合もあります。この期間中は予約が混雑しやすいため、早めの予約が推奨されます。
また、臨時便の運行情報は、フェリー会社の公式ウェブサイトや案内窓口からも確認でき、予定変更が発生した場合には公式アナウンスが行われます。旅行や移動の当日は、最新の時刻表を確認することで、スムーズな乗船が可能です。
利用頻度が多い方や計画をしっかり立てたい方は、インターネットでの予約や、便の空き状況を事前に確認しておくことが安心です。
時刻表に加え、乗船の際は、出発の15分前までに乗り場に到着することが推奨されています。特に予約をしている場合は、30分前までに到着しないと予約が無効となる可能性があるため注意が必要。
したがって、乗船時刻の直前ではなく、余裕を持って乗り場に到着するよう心掛けると良いでしょう。
乗船に関する注意点
三崎—佐賀関間のフェリーに乗船する際には、いくつかの重要な注意点があります。まず、乗船前に「予約確認」と「乗船手続き」を行うことが推奨されます。予約をしている場合でも、乗船するには出発の30分前までに乗り場に到着する必要があります。
特にゴールデンウィークやお盆、年末年始などの繁忙期には多くの乗客が見込まれるため、早めの到着が安全です。このタイミングを逃すと、予約が無効となる可能性があるのでご注意を。
なお、徒歩での乗船には事前予約は不要ですが、混雑時には予約優先となり、乗れない可能性があるため、予約がおすすめ。
また、自動二輪車や自転車などでの乗船には、1便あたり最大5台までの積載制限があるため、インターネット予約のみであること。当日予約なしでの利用は不可となっており、前日までに予約を済ませることが求められます。
また、フェリー内では自転車やバイクの転倒を防止するため、車体やハンドル部分をロープで固定する必要があり、揺れの影響でバイクに荷崩れが起こる恐れもあります。そのため、バイクの積載荷物を減らし、貴重品は別で携行することが推奨されます。
特に強風や高波が予想される場合、荷物が多すぎると乗船が制限されることがあるため、予め考慮しましょう。
フェリーにはペットを持ち込むことも可能ですが、猫や小型犬に限られ、ペットキャリーに入れることが条件。キャリーは蓋付きで3辺の和が120センチ以内のものが必要となります。
また、客室内ではキャリーからペットを出すことができず、膝上や足元に置いて管理します。
中型犬以上のペットは客室に入ることができず、車内に留めることが求められます。航海中は車両甲板に残ることが法律で禁じられているため、ペットと車内で過ごすことはできません。
このほか、エレベーターやバリアフリー設備も整っているため、車いすやベビーカー利用者も安心して乗船可能。ただし、各船のエレベーターの間口は約80センチであり、これを超えるサイズの車いすやベビーカーは利用不可。
乗船当日のスムーズな乗船を確保するためにも、事前に施設や設備について確認しておくとよいでしょう。こうしたポイントを押さえることで、三崎—佐賀関間のフェリーを快適に利用することができます。
運行会社
三崎—佐賀関間のフェリー航路を運行しているのは、「国道九四フェリー株式会社」です。国道九四フェリー株式会社は、日本国内のフェリー運行会社であり、大分県大分市佐賀関を本社としています。
このフェリー会社は愛媛県西宇和郡伊方町三崎港と大分県大分市佐賀関港を結ぶ海上区間を担当しており、陸上交通が難しいエリアを結ぶ重要な役割を果たしています。
運行している航路は、国道197号の一部として機能し、愛媛と大分を直接つなぐ手段としても多くの人々に利用されています。
国道九四フェリー株式会社は、近鉄グループホールディングスの連結子会社であり、安心と信頼のある運航を提供しています。フェリーは三隻あり、それぞれ「涼かぜ」「遊なぎ」「速なみ」と名付けられており、運航ルートを順に受け持つことで効率的に運行されています。
これらの船は、フェリーの利用者が安心して快適に利用できるよう、船内にはバリアフリー設備やエレベーター、授乳室が設けられ、公益財団法人交通エコロジーモビリティ財団の助成を受けて建造されています。
また、各船には一般席のほか、展望席や個室、マッサージチェア、キッズスペースも設置されており、長時間の船旅でも快適に過ごせるような配慮がされています。
さらに、国道九四フェリーは乗船券売り場においてSIAA認証の抗ウイルス・抗菌加工が施されており、安心して利用できる環境が整えられています。コロナ禍の影響もあり、衛生対策が進められており、利用者は安心してフェリーでの移動を選ぶことができるのも特徴。
また、インターネットを通じたオンライン予約システムや各種割引サービスが提供されており、ユーザーが便利に利用できる仕組みが整えられています。
こうした運行体制と設備の充実により、国道九四フェリーは地域の交通手段として定評があり、ビジネスや観光、帰省などさまざまな目的で利用されています。
お得な利用法
国道九四フェリーを利用する際に活用できる「お得な利用法」はいくつかあります。まず、インターネット予約を活用することで、通常料金より3%の割引が適用されます。
この割引はフェリー公式サイトからの予約が条件で、乗船日の59日前から前日23時までに予約を完了した場合に適用されます。
特に、インターネットでの予約は手軽に操作でき、予約状況も確認しやすいため、繁忙期や混雑が予想されるシーズンには早めの予約をおすすめします。通常料金よりもお得に利用できるうえ、安心して当日を迎えることができます。
また、インターネット予約で事前決済を済ませた場合、割引率がさらに高まり6%の割引が適用されます。この事前決済にはクレジットカードが利用可能で、主要ブランド(Visa、Mastercard、JCB、AMERICAN EXPRESSなど)に対応しているため、利用者が使いやすい決済手段を選ぶことができます。
さらに、往復の購入であれば往復分それぞれ10%の割引が加わり、インターネットでの事前決済と併用することで、通常よりも大幅な割引が受けられるため、日帰りや連泊での利用を予定している方には非常におすすめ。
加えて、フェリー乗船には「往復割引」と「団体割引」も用意されています。窓口で往復分を同時に購入した場合、復路の料金が5%割引されるため、事前の予約が難しい方や、急な往復の予定がある方でも窓口で割引を受けられます。
また、構成員が15名以上の団体には、団体割引が適用され、一般席の運賃が大人10%、大高中学生は30%、小学生10%の割引に。特に学生団体で利用する場合、学生団体申請書が必要となるため、事前に用意しておくとスムーズです。
団体割引は旅行や学校行事などで利用されることが多く、適用される人数を揃えられれば大幅に運賃が軽減されます。
身体障害者、知的障害者、精神障害者の方には、障害者割引も適用され、本人および介護者1名の運賃が50%割引。この割引は、窓口で手帳を提示する必要があり、旅客運賃にのみ適用されるため、該当する方は乗船当日に忘れずに持参しましょう。
各種割引を組み合わせて、必要に応じたプランでお得に国道九四フェリーを利用することができます。
三崎 佐賀関間のフェリーの予約、料金、時刻表に関する便利情報
三崎港へのアクセス方法
三崎港は愛媛県西宇和郡伊方町に位置し、国道九四フェリーの利用者にとって大切な乗船地のひとつ。三崎港へのアクセス方法は、車と公共交通機関があり、それぞれの方法に応じて快適にアクセスできる手段が用意されています。
まず、車でのアクセス方法では、高速道路を利用して三崎港へ向かう場合、松山自動車道の大洲ICが最寄りとなります。大洲ICからは国道197号線を利用して南西方面へ約1時間半ほどのドライブとなり、美しい景色を楽しみながら三崎港に到着できます。
三崎港周辺には公共駐車場が設置されていますが、フェリー専用の駐車場はないため、必要に応じて近隣の駐車場を利用しましょう。
公共交通機関を利用する場合、最寄り駅からのバスアクセスが便利です。JR松山駅からは宇和島バスが出ており、約2時間半で三崎港に到着します。バスは途中の道のりで伊予灘の海岸線を走るルートをとるため、瀬戸内海の絶景を楽しめるのも魅力です。
また、松山駅から三崎港までは運行スケジュールを事前に確認しておくことが重要で、乗船時間に余裕をもって到着できる便を選ぶことが安心です。
バスでのアクセスは、車を利用しない観光客や、地域外から来られる方にとって便利で、事前予約ができる便もあるため、事前に手配しておくとスムーズです。
また、三崎港周辺には伊方町の観光スポットも多く、フェリーの待ち時間や到着後の時間を利用して訪れることもできます。例えば、周辺には伊方ビジターセンターや風光明媚な佐田岬など、自然を満喫できる観光スポットが点在しています。
特に、佐田岬は四国最西端に位置し、太平洋と瀬戸内海の壮大な景観を一望できるスポットとして人気です。このように、三崎港へのアクセス方法を知っておくことで、フェリーの利用と合わせて観光も楽しむことができます。
三崎港周辺の観光案内
三崎港周辺には、豊かな自然と歴史を感じられる観光スポットが数多くあります。まず、四国最西端に位置する佐田岬は、瀬戸内海と太平洋の二つの海が交わる美しい景観が特徴で、訪れる多くの観光客を魅了しています。
佐田岬灯台まではハイキングコースが整備されており、片道約2キロの歩道をゆっくり散策しながら楽しむことができます。特に晴れた日には、遠く九州まで見渡せることがあり、その壮大な景色は一見の価値があります。また、四季折々の花々が咲く周辺の自然も美しく、季節ごとの魅力を堪能できるのが魅力です。
さらに、三崎港のすぐ近くにある「道の駅 伊方きらら館」もおすすめの観光スポット。ここでは、地元で獲れた新鮮な魚介類や、愛媛特産の柑橘類などが販売されており、訪れた方が食事やお土産を楽しむことができます。
また、きらら館内のレストランでは、地元の新鮮な魚を使った定食や愛媛ならではの柑橘ジュースなどが人気。特に、瀬戸内海の魚介類を使った料理は訪れる人々に好評で、昼食や小休憩に立ち寄るには最適な場所です。
加えて、三崎港から少し足を延ばすと、「伊方ビジターセンター」も訪れることができます。この施設では、地域の自然環境やエネルギーに関する展示が行われており、特に子供連れの家族には学びのある観光スポットとして人気があります。
風力発電や原子力発電についても触れられており、環境やエネルギーに関する教育的な情報を得ることができます。また、風力発電の風車も間近で見ることができ、その巨大さには大人でも圧倒されることでしょう。
最後に、三崎港周辺では釣りやシーカヤックなどのアウトドア体験も楽しめます。瀬戸内海の穏やかな波に囲まれた環境のため、釣り好きの方にとっては絶好のポイントが多く、手軽に楽しむことができます。また、シーカヤックに乗って、海上から佐田岬の自然を間近に感じる体験もおすすめです。
このように、三崎港周辺には自然、グルメ、文化体験がそろっており、フェリーの待ち時間や旅の合間に立ち寄ることで、より充実した旅を楽しむことができます。
佐賀関港へのアクセス方法
佐賀関港は、大分県大分市の佐賀関地区に位置しており、フェリーの乗船地として多くの方が利用しています。アクセス方法は主に車と公共交通機関があり、どちらもスムーズに到着できるため、計画に応じた方法でアクセスが可能。
車でアクセスする場合、佐賀関港へは大分市内から国道197号線を経由し、約40分ほどのドライブで到着します。国道197号線は、瀬戸内海沿いを走る景観の美しい道で、海を眺めながら快適なドライブが楽しめます。
また、佐賀関港には1日500円で利用できる有料駐車場があり、フェリー利用者はここに駐車して安心して乗船することができます。
公共交通機関を利用する場合は、まずJR大分駅を拠点とし、そこから路線バスを利用するのが便利です。JR大分駅から佐賀関港までは、亀の井バスが運行しており、乗り換えなしで1時間ほどで到着します。バスの運行スケジュールは、フェリーの出発時刻に合わせて適宜調整されているため、事前に確認しておくと安心。
また、バスでの移動は海沿いの美しい景色を眺めながらのんびりとした時間を過ごせるため、車を利用しない観光客や公共交通を活用したい方にとってはおすすめの移動手段です。
なお、佐賀関港へのアクセスは、連休や繁忙期のシーズンには混雑する場合があるため、時間に余裕を持って到着することが大切です。特にフェリー予約をしている場合には、出航の30分前までに到着するよう心がけ、出発の直前ではなく余裕を持って港に到着しておくとスムーズ。
また、フェリーの乗船時間に合わせて大分駅からのバス時刻も変わる場合があるため、最新の運行情報を公式サイトやバス会社の案内で事前に確認することが望ましいでしょう。
佐賀関港周辺には、フェリー乗船までの待ち時間を過ごすための休憩施設や飲食店もあるため、バスを降りてからも快適に過ごすことができます。
このように、佐賀関港にはさまざまなアクセス手段があるため、状況に応じて最適な方法を選ぶことで快適に到着し、安心してフェリーの旅を始めることができます。
佐賀関港周辺の観光案内
佐賀関港周辺には、歴史や自然を感じられる魅力的な観光スポットが点在しています。まず、地元で親しまれている「関崎海星館」は、港から車で約15分ほどの場所にあり、瀬戸内海と豊後水道を見渡す絶景のスポット。
海星館には天文台があり、夜になると星空観察を楽しむことができるため、ファミリーやカップルに人気の施設です。また、運が良ければ、遠くに四国やその山々を見渡せることもあり、昼夜問わず訪れる人々を魅了しています。
また、佐賀関港周辺の名物として「関あじ・関さば」があります。これらは豊後水道で育った新鮮な魚で、脂がのった美味しさが特徴です。港周辺の飲食店や鮮魚店では、新鮮な関あじや関さばを味わうことができ、刺身や寿司、海鮮丼など多彩な料理で提供されています。
特に、佐賀関の漁港直営の食堂や海鮮料理店では、地元の魚を使った料理を手軽に楽しめるため、訪れる方はぜひ立ち寄ってみると良いでしょう。新鮮な魚介を堪能することで、佐賀関ならではの味覚を満喫できます。
加えて、佐賀関港周辺には温泉地も点在しており、旅の疲れを癒すスポットとしても最適です。特に「佐賀関温泉」は、港からもアクセスしやすく、地元の方にも親しまれている温泉施設。
温泉に浸かりながら、海の風を感じられる大浴場や露天風呂があり、フェリーでの移動の前後に立ち寄ることで、リフレッシュできます。泉質は肌に優しく、リラクゼーションを求める方にもおすすめ。
さらに、佐賀関地区には歴史的な神社仏閣も点在しており、自然と歴史を同時に感じられるエリアです。例えば「関崎神社」は古くから地元で信仰されている神社で、地元の漁業や航海の安全を祈願する場所として知られています。
神社の敷地内には、緑豊かな参道が続き、静かな雰囲気が広がっています。海の近くに位置するこの神社は、海辺ならではの穏やかな空気感が特徴で、散策にもぴったりです。
このように、佐賀関港周辺には食、自然、歴史とさまざまな観光資源がそろっており、フェリーの待ち時間や帰港後にも訪れることができるスポットが豊富にあります。佐賀関ならではの観光体験を通して、港周辺を楽しむひとときを過ごしてみると良いでしょう。
国道九四フェリー利用者の口コミ
四国側の三崎港から九州佐賀関港へのルートを利用しました。所要時間は70分、車で九州へ行くには非常に便利なルートだと思いました。ただ、三崎港へ行くために30km以上もカーブの多いい197号線をドライブしなくてはなりませんでした。
当日は雨天で霧が部分的に出ていて想定していた以上に時間がかかりました。フェリー出発時間までには余裕を持って計画を立てる事をお勧めします。また、インターネットで予約が出来ますのでこれもお勧めです。
乗船地にはラインがあり、係員がどのラインに並ぶように指示があります。指示のラインに車を止めたら、出航まで車を離れることが出来ます。港にはモダンな道の駅的な施設が隣接していて、食事やお土産などのお店で時間を潰すことが出来ます。
2024年4月 • カップル・夫婦
愛媛県と大分県の間の豊予水道には何本か横切る航路が設定されていますが、航路の時間としては最短の航路。基本的に1時間に1本、大分市佐賀関~伊方町三崎の間を70分で運行されており本数も多いものです。
今回は佐賀関→三崎で乗船しましたが、連休中ということもありターミナルの乗船待ちの車の数はかなりのもの。車を指示された列に停めて、ターミナルで乗船手続きを行います。船の前後がともに開くタイプのものなので、きっちり間隔を詰めて前向きに停めた後はそのまま前進して下船します。
佐賀関、三崎とも市街地からは距離があるため、乗船手続きを踏まえても移動時間には余裕をもって向かう必要があります。特に愛媛県側は八幡浜から一本道で、半島の中腹を豪快にアップダウンしながら行く道なので、遅い車がいると時間を取られることが想像されます。また船内では一部お土産が買えますが、70分という短い乗船時間のため船内に食堂はありません。
2023年7月 • 一人
愛媛と大分の行き来は、何パターンかありますが、このルートが最安です。
以前は良く利用していましたが、今回久しぶりに乗りました。
1時間強の行程ですが、当日は波も穏やかでのんびり船旅を楽しめました。
バイク自転車は合わせて5台しか積載出来ません。グループで行かれる場合は要注意です。自転車は輪行すれば中に入れます。
2021年7月 • 友達
豊後水道をフェリーで70分。雨風が強かったので結構揺れた。佐賀関・三崎とも小さな漁港で魚が美味しい所。わざわざ寄り道してよかった。
大分から愛媛への出張時に利用しました。
乗船代は少し高めですが、船の施設は少し良かったです。初めてみたエレベーターや有料ですが個室などありました。
当日は残念ながら雨で、ほとんど景色は見えなかったです。
三崎 佐賀関間のフェリー予約、料金、時刻表の総まとめ
本記事の内容をまとめます
- 三崎 佐賀関間のフェリーは予約が推奨されている
- 車両や二輪車の利用は事前予約が必要である
- 徒歩での乗船は予約不要だが繁忙期には予約が推奨される
- 自転車やバイクの予約はインターネットのみで対応となる
- 予約確認書の印刷かスマートフォン提示が必要
- 事前決済による割引があり、お得に予約できる
- 予約のキャンセルや変更もインターネットで可能
- 通常の運行便は佐賀関発が毎時00分、三崎発が毎時30分である
- 正午の便(佐賀関発12:00、三崎発13:30)は通常は運休となる
- 繁忙期には臨時便が追加されることがある
- 乗船前は出航30分前までに港に到着することが推奨される
- 車両料金はサイズによって異なる(例:3メートル未満5,700円)
- 旅客料金は大人1,200円、小人600円
- 展望席や個室のオプションもあり、それぞれ追加料金が発生する
- インターネット割引、事前決済割引、往復割引など複数の割引が利用可能だ
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